No.349

NHKから国民を守る党(N国党)
党首の立花孝志と、
世の中の成功者とのある面での共通性
(今意味のある事と、
目的にとって意味のある事は違う。)

text : mama(美学者母)
2019年11月8日(
金曜日)執筆

 

皆さんはNHKから国民を守る党を知っていますか?
その党首である立花孝志を知っていますか?

実は私はかなり昔から立花孝志のYouTubeの視聴者で、
おそらく何年前か全く覚えていませんが、
お金が無くてあの手この手でお金を集めている、
その様な状況で立花孝志が一人で、
なんやかんやしている頃から観てきています

そう言えばなんか怪しい保険?
NHKに訴えられたら保証するみたいな保険も、
立花孝志が売っていたのも覚えていますwww

結構今立花孝志に注目している人って、
2019年の統一地方選以降に注目しだした人が、
多いのではないかと思います。

NHKから国民を守る党が国政政党になり、
ホリエモンなど大物とコラボしたりと、
何か革命を起こすのではと思わす位に、
非常にアクティブに活動されています。

確かに評価は二分するものの、
その実績は誰もが認めざるおえない状況ですし、
僕も長い間、
立花孝志を観てきていますが、
よくもここまできたなと感服しています。

 

ここ半年くらい、
NHKから国民を守る党が非常に注目され、
それに対する言説や映像など沢山の方々が、
発信していますが、
どの方々も立花孝志の現状の成功の形を分析し、
当然その革新性や逆にその危うさなど、
現在の表面的な状況を分析している人々がほとんどです。

しかし私は立花孝志に非常に興味を持つのは、
その「登りつめ方」なのです。

立花孝志はどうやって高卒のNHK職員から、
国政政党の党首まで登りつめたのか、
これらの事は私の様に一人で活動している、
あらゆるジャンルの人間にとって、
非常に意義のある分析内容だと思います。

立花孝志の「登りつめ方」は、
実は色々な成功者が実践しており、
それは私自身も実践している方法であり、
その一端を皆様に解説していきたいのです。

 

まず大きなアウトラインとして、
「プラグマティズム」という考えが中心をなしています。

これは「実利主義」とも言えますが、
つまり実践にこそ意味があるという考えです。

とにかく自分が興味を持った事や、
やってみたい事、変えたい事、
それらを実際の行動で強引に行うのです。

それは現実的に時にポジティブな事ばかりでなく、
やりたいことをやるという事は、
ある意味社会から観れば愚行と映ることが、
ほとんどなのです。

だからこそ立花孝志の行動の評価は二分し、
むしろ肯定より否定が多いのです。

なぜなら自分のやりたい事、変えたい事、
というのは往々にして、
法律や社会の秩序、
ルールを逸脱するからです。

 

例えば他の成功者で考えると、
私が尊敬するスティーブジョブズは、
アメリカのリード大学に入学するも、
興味の無い必修科目を履修するのが意味が無いと、
中途退学したが、
中退した後に自らが興味を持つ科目を聴講した、
そこにその後成功に重要になった、
哲学やカリグラフィーと出会う事になる。

スティーブジョブス自身もここから考えるに、
プラグマティズム的な思考であり、
そもそも大学を卒業することが目的では無く、
自分自身が興味のある、
自分自身にとって意味のある、
その様な事を学ぶという行動を実践している。

しかしこの様にある意味「過去を振り返る」、
という行為は非常に美化されたものである。

それをリアルタイムで時間を共有していた、
近い人間からすれば、
スティーブジョブズはどうしようもない、
人間だったことは想像にかたくない。

それは立花孝志も同じである、
私は立花孝志を初期の段階から、
リアルタイムで観てきたが、
簡単に言うととんでもない人間であるし、
さらに実践してきていることも、
非常にグレーな事を多く実践してきている。

また立花孝志はその実践を出来るだけ多く実践しており、
立花孝志はそのほとんどに失敗してきているのも、
私は観てきている。

これはスティーブジョブズも同じで、
実践の数だけ、
失敗が積み上がっていくのは、
自然の摂理であるし、
そのトライアルアンドエラーこそが、
現在の成功者にとって最も重要であると、
考えられるのである。

 

「今意味のある事と、目的にとって意味のある事」、
これは全く違うのである。

 

例えばスティーブジョブズにとって、
大学を卒業するだとか、
必修科目を履修するというのは、
「今意味のある事」であっただろうが、
スティーブジョブズの、
「目的にとって意味の無い事」であって、
哲学やカリグラフィーというものが、
スティーブジョブズの、
「目的にとって意味のある事」であったのだ。

立花孝志で言えば、
当選するはずの無い選挙に出馬する事は、
「今意味のない事」であるが、
立花孝志の、
「目的にとって意味のある事」であるのだ。

 

つまり以上を整理すると、
現在の成功者は、
「今意味のある事」を実践するのでは無く、
そもそもの「目的にとって意味のある事」を実践する。
それらが共通する側面である。

 

私たち人間は、
「そもそもの目的」を忘れがちであり、
周りの雰囲気や勢いに流され、
波風立てず「今意味のある事」を、
短絡的に選び、
「そもそもの目的」からどんどんと、
離れていってしまうのが現実である。

今でも立花孝志のYouTubeなどを観るのだが、
立花孝志を観るたびに、
プラグマティズムを再度認識する。

立花孝志の手法は賛否が別れるところではあるが、
私たちがそこから学べることは、
「私たちはそもそも何の目的でそれをしているのか?」
という視点を再度認識させてくれる。

 

皆さまも、
日常を漠然と過ごさず、
「そもそもの目的」というものを、
再考してみると、
自分自身の人生をさらに豊かにできるのでは、
ないでしょうか。

 

 

 

美学者母

 

 

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