No.256

ラガマフィンから得たクリエイティビティ

text : mama(美学者母)
2018年6月11日(月曜日
)執筆

 

どもっ!!!
皆さまどうお過ごしですか。
世の中は相変わらず、
色々な事件が起こっています。

つい先日には、
新幹線での無差別殺傷事件がおこりました。
また別によく目につく事件が、
女子高生を対象にした、
盗撮、痴漢、レイプ。

この女子高生を対象にした犯罪は、
ちょうど私と同い年くらい、
1978年生まれくらいの人が多いですねwww

そういう意味でも他人事とは思えませんが、

私は一貫して言っている事は、
これは犯罪を犯した人間とか、
一人の個人の問題ではない、
その様な理解が必要だと考えています。

例えば女子高生を対象にした犯罪であれば、
そもそも日本における、
性教育や性規制など、
性へのタブーのあり方など、
根本的な社会構造を変えなければならない。
その様に思うのです。

特に日本の性への秘匿性、
タブーというのは顕著で、
その根源は日本のアダルトビデオの、
モザイク文化だとも言われています。

ある意味、
ここにクリエイティビティが働いて、
色々なフェチズムが多様化している。

そしてこれらのある意味通底している事は、
幼少期から青年期にかけての、
自らの実際の体験に基づいているのです。

これらはある意味ネガティブな、
クリエイティビティの創発とも言えますが、
結局大人になっても、
非常に大きく影響を与える、
ある種の創造性というものは、
幼少期に育まれるのです。

ですので、
幼少期の環境というのは非常に重要です。

子供の五感というものに、
いかにいいものを感じさせるか、
それが大人になっての、
アウトプット、
すなわち創造性へと直結します。

いい音、
いい食、
いい景色、
いい匂い、
いい手触り。

 

これらは人間を育む根本です。
そんな意味から言いますと、
私は小学校からレゲエを聴いていたんですね。
姉が聴いていたボブマーリーに興味を持ち、
そこからラガマフィンを聴きました。

私はラップやヒップホップよりも先に、
ラガマフィンを聴いたし、
日本語のラガマフィンが好きでした。

それが1990年代半ばくらいです。

結局その幼少期の実際の体験が、
今40歳になろうとしている、
実際の私のクリエイティビティに、
非常に影響している。

その純然たる事実は否めません。
つまり冒頭に述べました、
犯罪なども、
結局幼少期の小さな経験が元で、
起こっている可能性というのは、
実は非常に大きいわけです。

私もこれから子供ができるかもしれません、
そして今まさに子供を育てている方も、
この事は理解しておいた方が良いのです。

幼少期の些細な経験が、
大人になってからの大きな間違いにつながります。

逆にいうと、
それは大きな力にもなりうるという事です。

いかにクリエイティビティを、
ポジティブに持っていくのか、
これは親に与えられた大きな使命ではないでしょうか。

 

 

 

美学者母

 

 

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