No.243

アートコミュニティが新興宗教化する理由
(反論できないグルに従うな)

text : mama(美学者母)
2018年4月18日(水曜日
)執筆

 

どうもぉ〜、
狭山美学校フロント係の美学者母です。
狭山美学校に電話いただければ、
いつでもご対応いたします!!!
「ざやばびがつごうです!!!」

という事で、
アート界隈ではよくある事を、
改めて「キモチワルイ」と言いたくなって、
この文章を書きますねっ。

最近狭山美学校の近くのギャラリー?に、
一度は見に行っとかなぁあかんなぁ〜、
と行ってきたんですが、
新興宗教感がすごかったので、
改めてその辺の論考を書こう!!!
となりましたwww

僕の知っている限りでも、
様々なアートコミュニティは新興宗教化しています。

東京でも大阪でもねぇ。。。
例えば大阪なら、
具体美術関係の作家さんwww
嶋本さん、堀尾さん、
嶋本さんは亡くなられたのであれですが。

東京だったら会田さん、

あとここまで有名じゃなくても、
大阪や東京の貸しギャラリーのオーナー、
特に作家のオーナーは宗教化しますね。

この様な点を簡単に分析していきますね。

まずアートというのは非常に理解しがたい、
理解しようとするとますますわからなくなるし、
「何がアート?で」「何がアート?ではない」、
これが実は明確に定義されていないわけですね。

ここで桜の標準木の様な存在が必要なわけです。
この桜の花びらが五輪咲いたから「開花」です!!!
みたいなアートにとって明らかな存在が必要なわけです。

それが有名なアーティストのコミュニティに入る事や、
その地域のギャラリーで展覧会をする事、
またそのコミュニティに属する事。
そんな事が「アート」を定義づけるものになっています。

もう少し前の時代だと、
いわゆる「公募団体」などがその役割を担っていて、
会友になって会員を目指すぞぉ〜!!!みたいなwww

つまりアーティストというのは、
基本的に頭が悪いので、
自分で「アート」を定義づけられないわけです。

そこで、
もうアートというものをすでに定義づけられているモノの、
アーキテクチャに存在する事で、
自らも「アート」であることを社会に示すわけです。

そして社会は、
そのアーキテクチャを見て、
「アート」なんだぁって納得するというスキームなのです。

ですから現代のアーティストというのは、
非常に社交的であることが有利に働きます。
いろんな人と交流して、
いろんな場所に行って、
いろんな人脈を作って、
なんなら意味のわからん高額な作品を購入してwww
う?なんか?MLMのスキームに似てきたぞwww

つまり私がここで何が言いたいかというと、
「アートの定義」がうやむやにされていることで、
この様な弊害が日本のアートには顕著にでている、
その様なことを言いたいわけです。

つまり自分を「アート」として定義してくれたものを、
そもそも批判できないというのが一番問題なのです。

これはその権威者なりが「グル」化して、
その「グル」が「アートマン」になり、
完全なる「洗脳」状態へと導くスキームなのです。

これは完全に新興宗教と同じスキームです。
これは少し複雑なロジックなので、
スルーしていただいても結構ですが、
つまり現在の「アートコミュニティ」は、
「新興宗教」と同じスキームだということです。

そしてそのスキームが間違っている理由は、
その権威者(グル)に、
反論や批判ができないということです。
つまり「盲信」するということです。

なぜ反論や批判ができないのか、
それはもはやアートマンだからなのですね。
このアートマンに対する論考も、
次回以降書きたいと思っています。

その上でアーティストには「教養」が必要なのです。
つまり「人を自由にする学問」が必要です。
何かにとらわれることなく、
自由を獲得するにはやはり知性が必要なのです。
反論や批判できる知性です。

私の場合、
自分で自分のアートを定義できる力があります。
それは非常に自由です。

どこかの権威者の信者にもならず、
コミュニティにも属さず、
利害関係もなく、
反論や批判も行なっています。

ちなみに誤解されやすいですが、
反論や批判というのは、
知性的なコミュニケーションです。

否定や侮辱とは全く違うわけですね。

そういえば少し話は変わりますが、
今私自身の弟子的な方を探しているんですね。
でもそれは私がグルやアートマンになるのではなく、
しっかりとその様な作法を教えたいのです。

私に対しての反論や批判は歓迎ですし、
共に考えていく同志ともいえます。

私がこの言説を通して一番言いたかったこと、

あなたが一人の独立したアーティストなら、
まず一番尊敬する人間に、
反論し批判しなさい。

そしてあなたがなぜ「アート」なのかを、
自問自答し、
自分で自分の「アート」を定義しなさい。

もしあなたが尊敬している人に対して、
「反論」も「批判」もできないのなら、
今すぐその人から離れてください。

アーティストであるなら、
常にインディペンデントであることを優先させるべきです。

最後に、

反論できないグルに従うな!!!

 

 

 

美学者母

 

 

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