大阪の岸和田・今池公園スケートボードパーク

 text : mama(美学者母)
photo : mama(美学者母)

 
所在地 大阪府岸和田市土生町2丁目 ※大阪府立和泉高校向かい
 大阪の岸和田にある今池公園スケートボードパーク。このパーク(ここで言うパークとはスケートボード専用の場所や施設)は全国でも数少ないパブリックパークです。パブリックパークとは公共のスケートボード施設で、今池公園のパークは大阪の岸和田市が今池公園に整備したスケート・インライン専用パークです。単に市が作った物ではなく、地元のスケーターたちが中心となって署名活動などをしてできた施設です。
 スケートボードパークに立て掛けられている大阪の岸和田市公園緑地課の看板。このパークは大阪の岸和田市の公共の施設であるが、市はあくまでこの公園の一角の場所の提供と路面の整備だけをしているだけで、その他は地元のスケーターなどこの施設を使う人たちの自主運営にまかされています。もちろん施設利用は無料です。ここに置かれているセクション(セクションとはランプやバンクと言ったジャンプ台のような物)は地元の施設利用者達の自主製作です。もしこのパークを利用する機会があれば大切に使用しましょう。
 撮影に訪れたのは日曜日の昼過ぎ、20人以上のスケーターやその家族がスケートボードを楽しんでいました。2歳ぐらいの子供から40代後半の大人まで幅広い年齢層の方がスケートボードを楽しんでいます。
 のどかなスケートボード風景。こちらはミニランプ、スケートボードはいまだに子供の遊び道具と思われている方も多いようですが、一つのスポーツとして広がってきています。アメリカのプロスケートボーダーなどの中には1年1億円という契約をしたスケーターもいています。
 ミニランプでのエアー。スケートボードをする環境が良くなる事で、泉州・岸和田のスケートボードのレベルもどんどん高くなってきています。スケートボードは見た目以上に危険なスポーツで骨折なども少なくありません。撮影に訪れたこの日もスケーターが一人足首を骨折し救急車で運ばれました。
 こんなに小さな子供もスケートボードを楽しんでいました、将来が楽しみですね。ここのスケートボードパークを利用している人は年齢も幅広く、上級者から初心者までみんな仲良くスケートしています。近くにはスケートボードショップもあり、スケートボードを楽しむ環境が整っています
 こういった小さな子供達が将来日本を代表するスケーターになっているかもしれません。そして泉州のスケートボードシーンを盛り上げてくれる事でしょう。
 このようなパブリックパークが大阪の泉州・岸和田にある事を凄く泉州の人間として誇りに思えます。こういったスケートボードの施設・場所を提供している大阪の岸和田市はとても柔軟な姿勢でスケートボードパークを整備しました、アートなど他の分野でもこういった柔軟な行政をおこなってほしいと心から願います。

※今池公園スケートボードパークの場所などはお気軽にお問い合わせ下さい。

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