No.0081

貴方の変わりはいくらでも居る

text : mama(美学者母)
2015年6月27日(
土曜日)執筆

 

もう死にたい!車椅子の母が娘に吐露…
しかし返ってきたのは意外な言葉だった

この記事をみて春山満さんの事を思い出しました。
皆さんは知っているかな?
最近お亡くなりになったと聞きましたが、
少し前によくテレビショッピングにでていた、
健康器具の社長さんで筋ジストロフィーで、
自らの命を削りながら活動されていた方です。
この方の言葉、著書にもありますが
「僕にできないこと。僕にしかできないこと。」
という言葉が今も僕の心の中に残っています。
生きていくって皆大変で色々壁にぶつかったりしますが、
誰にでもできる事をする事が幸せと感じる事もあるかもしれません。
でも本当は誰にでもできる事は誰かに任せておけばいいのです、
自分にしかできない事に美しさや価値を見出した時に。
本当に幸せを感じるものではないでしょうか、
それはとても身近にある簡単な事だったりします。
この女性が自分にしかできない事、
「娘の母」である事に気づけた事は素晴らしい気づきだと感じました。
今女性の社会進出などが言われているご時世ですが、
私は「母」という最上位的な価値を見失っている様に感じています。
私自身も「母」という名をなのっておりますが、
それは私が男性であり決して「母」にはなれないという、
ある種の皮肉でもあります。
社会にでて活躍する事を否定したいとは思いませんが、
正直それは貴方以外にいくらでも変わりがいる、
という事を理解しておく事がひつようでしょう。