No.0047

左翼はなぜ衰退したのか

text : mama(美学者母)
2015年3月26日(
木曜日)執筆

 

昨日左翼の人に色々とコメントを頂いて気付いたことを何点か。
皆様もご存じの通り日本における左翼思想は衰退をたどっています。
昨今の左翼の衰退が激しい日本で、
日本の左翼思想の方々は危機意識を大きく抱いているのでしょう。
僕は保守思想の人間ではありますが、
保守思想の人間をただひたすら批判するよりも、
左翼という自らを省みて、真摯に反省するべきです。
なぜ左翼は日本国民に受け入れられなかったのか。
僕のような保守思想を叩くのが左翼なのか?
違いますよね、 自分たちの思想が今の政治、現実的な政治をどう変えるのか。 そしてそれを国民に理解してもらうのが道理なのではないでしょうか。
左翼が衰退したのはこれだなって思ったことが、
昨日左翼の人と議論して理解することができました。
左翼の人々というのは非現実的である。
これがどの人にも共通する点で、
何か伝統的なユートピア思想でも継承しているのでしょうか。
政治とは直生活、直現実の話なのですが。
いつまでも非現実的な話しか出てこない、 そして理想郷の話を展開し、
自分の都合のいいように解釈する、 物語を創作する、 本当に酷い人たちです。 そりゃ、国民からは見放される一方です。
現代日本の左翼という方のレベルは著しく低い。
それは多くの知識人が理解していることです。
政治とは現実です、理想を語る場所ではありません。
そりゃだれだって「理想」を語ることは簡単です。
共産党や社民党は論外ですが、
民主党など前回の政権下でのありさまはどうでしょう?
なにか「理想郷」めいたことを色々言っていましたが。
結局何もできず、日本を無茶苦茶にしただけです。
結局「現実に向き合っていない」事が明白にでてしまった。
僕も保守だからといって左翼の話を聞かないわけではありません。
真っ当で合理的な話ならそれは賛成するでしょう。
しかし今の左翼のレベルは低すぎて、 現実的なリベラルは全くいません。
これからの日本の政治に必要な事、 それは、レベルの高いリベラルです。
老害満載の腐った戦後左翼の残党では無く。
真っ当な正真正銘のリベラルな人間が今後の日本に必要なのです。
このような事を昨日の左翼のコメントのやり取りから反省し。
今後日本がより良い国へなるよう願うのです。
戦後左翼から真のリベラルへ。
それが無ければ左翼の未来は無い、 というか現実に消えかかっているのです。